埋蔵と収蔵

改葬は日常的に目にするイベントでもありませんから、いざ自分が行うとなると、聞き慣れない言葉が飛び交うことになります。例えば埋蔵と収蔵の違い等は知っておきたいところです。土の中に埋めることが認められれば埋蔵証明書が、納骨堂等に安置することが認められれば収蔵証明書が発行されます。埋蔵の前にはもちろん遺骨の取り出しが待っているわけですが、新墓地の準備ができるまでは取り出した遺骨を自宅で安置することになります。ところで遺骨の取り出しは墓地によって難しいことがあります。特に土葬の場合、手順が変わることになります。意外に思われるかもしれませんが、現在標準的な埋葬方法である火葬は戦後になってから普及したもので、それ以前は土葬が一般的でした。ですから古いお墓であれば、土葬である可能性が高いのです。土葬の遺骨を取り出す際は、必ず全ての遺骨を火葬しなければなりません。この手続きが必要な理由は単純で、墓地の管理会社が受け入れられる遺骨は焼骨に限られるからです。法的に定められていることなので、全ての墓地でこのルールが適用されます。もちろん火葬するとなると別途火葬許可証を取り付けなければなりません。土葬の遺骨の厄介なところは、遺骨に土が付いているため、そのまま火葬できないところにあります。もちろん業者に任せれば洗浄してもらえますが、その分の費用は当然発生します。洗浄だけでなく、取り出しの際も専門的な知識とスキルが必要になりますから、一連の作業は全て業者に任せることになります。因みに数万円前後が相場とされていますから、石材店に相談してみましょう。

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