お墓と法要の関係

お墓は建てた後、お墓参りするだけで良いと考えている人もいますが、実際はお墓に関連する行事も催されます。その典型例が法要と呼ばれるものです。法要にも色々ありますが、お墓を新しく建立した時に行われるのが開眼法要です。檀家であればまず避けて通ることはできません。開眼法要の目的は仏教の思想に基づいています。墓石に入魂することで、ただの石から仏塔になると考えるのです。故人の成仏を願うのであれば、開眼法要は欠かせません。もちろんお墓の所有者の中にも信仰心のあまりない人もいるでしょうから、そのような人たちは法要を行わないこともあるでしょう。ただ檀家との付き合いを無下にすることになりますから、相応の覚悟は求められます。逆に信仰心のある人は、法要を盛大に執り行うこともあります。わざわざ菩提寺に依頼すれば、それなりの法要が望めるでしょう。さて、お墓を建立する時に気を付けるべき細かなポイントをご紹介することにしましょう。その一つがお墓の向きです。お墓は宗教的なものですから、墓石の向きにも意味があります。但し縁起と関連するほど重々しいものではないので安心して下さい。基本的にはどの向きで建てても故人の成仏に支障はありません。ただ寺院では多くの墓石が南向きで建てられているのが現実です。考えられる理由としては、本堂の向きが挙げられます。本堂の向きと同じ墓石の方が、参拝者にとってすわりが良いのでしょう。運営会社によっては敢えて南向きに縛ろうとせず、海や山に開かれた向きに建てることもあります。いずれにしても最終的には建てる人が選択することになります。因みに筆者は西向きの墓を薦めています。理由は比較的安いからです。

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