費用を抑えるには

お墓を建てたり改葬したりする時、頭を悩ませるのが費用負担です。特に改葬は想定を超えて費用が発生することも多く、事前によく調べておくことが求められます。経済的余裕が無い場合は、新墓地でお墓を建立しないのも選択肢です。この決断で浮いたお金を閉眼法要、開眼法要、許可証発行手数料等に充てることが出来ます。さらに費用を浮かせたい時は、法要自体を行わないことも可能です。

さて、費用の算段が済めば、今度は関係者に改葬について相談を持ち掛けなければなりません。親族はもちろんのこと、運営会社や寺院にも話を通すことは避けられません。檀家の場合、寺院に離檀する旨を伝えるのは勇気が必要です。それでも電話だけで済まそうとせず、必ず改葬理由を説明しましょう。寺院にはひとかたならぬ世話になっているはずだからです。誠意をもって説明すれば、寺院も各種証明書を発行してくれるでしょう。相談するタイミングは、住職が忙しい時期を避けた方が良いでしょう。離檀料という名目で相場が算出されることはありませんが、通常寺院に対するお礼は法要3回分と言われていますから、離檀料も同等の額だと考えればよいでしょう。

法要の費用は一人当たり数万円であることがほとんどですから、必然的に離檀料は15万円前後ということになります。もちろん地域ごとに差はありますし、宗派によっても慣わしが異なります。因みに法要の3回分という習慣には相応の理由があります。日本人の平均寿命から換算すると、故人を弔うために行われる法事がおよそ3回であることが分かるからです。

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